リズムの骨格を堅固に保ちながら、主題ごとの性格的な対比を的確に描き分けていくドヴォルザークのシンフォニー。強弱法への目配りも入念で、聴き慣れた場面でも思いがけない声部から、雄弁な表情が浮かび上がるのはそれゆえのことだ。必要最小限の身振りで最大の効果をあげるフ レーズの処理やアゴーギクの機微は、各楽章の場面転換点や、勘所において掘り下げる歌の表現で大いにものをいう。<木幡一誠 ライナーノーツより>
01.交響曲 第9番 ホ短調 作品95「新世界より」- I. Adagio – Allegro molto |
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